本と喫茶

「『現実』のほうが『小説的』に出来てるんだ」

りすん / 諏訪哲史 スターバックスコーヒー@どこかしこ スタバで頼むものはいつも同じで、イングリッシュブレックファストティーのティーラテ。シロップを半分にすることでちょうどいいほんのり甘さになるのでおすすめ。

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」

少女七竈と七人の可愛そうな大人 / 桜庭一樹 CAFE JEUNO @京都・松ヶ崎 昔よく行っていたお気に入りのお店。本当に、何を食べてもおいしい。かぼちゃケーキを頼んだら、バニラアイス、シナモンパウダー、甘納豆、チョコクランチが添えられていた。付け合わせ…

「人生は、小さな孤独の数々から成り立っている」

教養としての映画 / 伊藤弘了 カフェドフィネス@大阪・都島 最近お気に入りの喫茶店。喫煙OKなので、ほんのりタバコの香りがする。それもまたいい。 趣味で映画と答える人は多いし、自分もそれとなく観てはきた。

「女には、自己憐憫という娯楽があるのだ」

木洩れ日に泳ぐ魚 / 恩田陸 トルクーヘン@大阪・京橋 上司にちょっとした嘘をついてカフェでおサボりしながら読んだ。ピスタチオのアイス美味しかったなあ...平日は空いてて快適である。 同棲解消最終日の男女が、過去の事件を解き明かしていく話で、お互い…

「人間は老衰するから働けぬというよりも、働かぬから老衰する」

私の生活流儀 / 本多静六 本を図書館に返しに行くついでに散歩したら、いい路地裏の景色を見つけた。 まだ幾年でも立派に働けるのに、誤った隠居的観念にとらわれて、それをすらやめてしまうのは惜しい。 一種の自殺とさえ見られるものがある。